拝啓 Webマーケッターの方へ

このブログまで到達していただき、ありがとうございます。本日は、こっそり情報収集家の澤田が記事を担当します。

Season2の今回は、「空雨傘」の考え方を通して入力フォームの改善にむけた段階的な考え方についてお話しをします。

「空雨傘」って何よ?

「クウウサン」と呼ばず「ソラアメカサ」と呼ぶビジネス用語です。何のために使うか?

「問題解決のために論理立てて考えアクションを決定する」ため。

分かりやすい考え方は以下に説明された記事を一読ください。
http://shuchi.php.co.jp/article/331(※出典 PHP Online衆知)

この「空雨傘」の考え方が、実は入力フォームの改善にとても役に立ってくれるのです。

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上記の参考記事を一読してもらった上で以下を読み進めてくださいませ。

入力フォームの改善に必要なのは「客観的事実」を知ること。

「空」を自分の目で確かめるように、かならず自分の目で入力フォームのレポートの結果を「事実」として確認してくださいね。

空が晴れているのか、曇っているのか、この事実認識を誤ると、その後の「雨」「傘」に大きく影響してきます。

それと同じように、レポートの結果(数字)の事実確認を見誤ると、その後の改善施策がまるで違ってきて、あらぬ方向へ進んでしまうことがあります。

周囲がこう言っているから、とか、統計でそういわれているから、など他者の意見はあくまで参考です。「意見」であり、「事実認識」ではないのです。そこに意外な落とし穴があるのです。

「空=事実」を知ってから考えること、それが「雨」

たとえば、フォームアシストのレポートにおいて、先月60.0%だったCV率が今月は35.0%だったという数字が出たとします。

この「先月のCV率は60.0%」「今月のCV率は35.0%」が「事実」です。「事実」は誰が見ても、いつ見ても変わらない「結果」です。

見る人によって、「35.0%」が「100.0%」に変わることは無いのです。この「空=事実」を知った後に、「雨=解釈」を考えます。

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この「事実」をどう解釈するか?

A) 35%なら、まあまあ良い結果だった。このまま様子をみよう。
B) 先月が60%もあったのだから、低くなってしまった。なんとかせねば!

「事実」は「あなた(会社)にとって」、「どう」だったのでしょうか?これが「解釈」です。

「雨=解釈」から導く「仮説」

上記A) から導かれる仮説はないため、「様子を見る⇒何もしない」という結論に至ります。

次に、上記B) の解釈から仮説を考えます。入力フォームの仮説を考える際に2点のポイントが有ります。

1) 外部要因はなかったか?⇒A.競合他社の動き、B.市場の動きなど
2) 内部要因はなかったか?⇒A.サイトの改修、B.入力フォームの改修、C.広告施策の変更など

1-A)競合が大々的なキャンペーンを売ったので、当社の流入数が減ったのかもしれない。
1-B)業界のマーケットが何らかの影響でCVに繋がる動きが鈍化したのかもしれない。
2-A)サイトの改修で、CVに繋がるリンクが切れていたのかもしれない。
2-B)入力フォームの改修が、ユーザにとって良くなかったのかもしれない。
2-C)広告施策のターゲットが合っていなかったのかもしれない。

ここで、「仮説」を立てるための情報をいかに収集できるかが分析のポイントです。

「傘=判断」|efoのレポートでぜひ押さえておいてもらいたいこと

上記の「仮説」から「判断(=傘)」を行うにあたり、efo(フォームアシスト)のレポートで押さえておいてもらいたいことはー

どの指標が重要で、どう改善するべきかKPIを設定することです。

もちろん誰だってCV率を上げたいですよね。でもこれは、ゴール。

そのCV率を上げるためには、直帰率*や途中離脱率*、項目別離脱率*など、どの数値にフォーカスしたらよいか、どうしたら改善できるかを考え、設定する必要があります。(*:弊社のefoレポートに表示される項目名称です。)

efo(フォームアシスト)のレポートにはたくさんの指標が出てきます。いろいろな指標がありますが、ユーザやサイト構成、取扱商品などで、重要な項目は常に変化します。そこを見極める「曇りは雨の前兆なのか?」を知り得るのはサイトの運用者だけです。(もし、アドバイスが必要なら弊社の担当コンサルにお申し付けくださいませ。)

「2-B)入力フォームの改修が、ユーザにとって良くなかったのかもしれない。」という仮説を検証したいのであれば、途中離脱率*や項目別離脱率*など詳細にフォーカスした指標に注目すると良いかもしれません。

また、「2-C)広告施策のターゲットが合っていなかったのかもしれない。」という仮説を検証したいのであれば、直帰率*にフォーカスすべきです。

入力フォームの改修や、広告施策はその内容によって考えられる仮説も、もっと細かくなり、それによる判断も細かくなってきます。

「空雨傘」はマーケティング用語ではありませんが、入力フォームにはとっても身近な考え方です。

以上