弊社にはWebソリューション事業部という部門があります。
この部門は主にインバウンドをメインとした集客〜コンバージョンまでの手法とツール開発・運用を行っています。

ECショップアプリ開発と運用、Webサイト構築、専門CMSの開発と運用などなど。

今回は、そのWebソリューション事業部からのレポートです。

Googleが提唱するmicro-moments

本題に入る前に現場のWeb集客のポイントについておさらい。GoogleがThink with Googleで様々なマーケティング・レポートを提供していますが、その多くはmicro-moments(マイクロモーメント/瞬間)に言及しています。

micro-momentsとは短時間の接触機会を重ねることで集客 → 情報収集 → 再訪 → 購入(問い合わせ)をグリップするコンセプトです。

さて、Webソリューション事業部のビジネスも5年前はPC中心でしたが、いまではモバイル中心へと完全にシフトしています。そして、マーケティング戦略の大半はオムニチャネルとmicro-momentsを強く意識したものです。

ECショップの購入者の70%がスマホ

BtoB あるいは年齢層高めのショップではまだまだPCが強いと思いますが、一般EC、特に20~40才をターゲットとするとき、スマホ抜きでは成立し得ない状況になっています。

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これは3年前と現在のデバイス構成ですが、モバイルとPCのシェアが逆転しているのがわかると思います。この状況で成長を続けるには以下の施策が必要と考えます。

  • スマホからの検索結果を面で調整(SEO+SEM)
  • 商品情報の詳細提供(ナレッジ)
  • リターゲティング広告の強化
  • スマホの起動する瞬間を意識(Push通知)

スマホからの検索結果を面で調整(SEO+SEM)

検索結果は1ページ目+関連検索キーワードの範囲でしかトラフィックにならないことがわかっています。
特にスマホは検索を利用する機会が減っており、SEOは極めてシビアです。

逆に、上位表示されるサイトのクリックレートは非常に高くなる傾向にあり、まずは検索結果のファーストビューに入ることがポイントとなります。

そのためには、SEO以上に力を入れるべきは広告出稿とGoogleショッピングの利用です。

これらのチューニングを繰り返せばファーストビューを占拠することも可能であり、結果としてPCでは実現し得なかった高い集客も可能となります。

反面、投資コストも大きくなりますから、「どのキーワード」で「どのタイミングで」資金投下するかの判断はよりシビアとなります。

商品情報の詳細提供(ナレッジ)

この場合、いわゆるコンテンツマーケティング、コンテンツSEOを含む手法です。

商品のナレッジ、ハウツー、イベント情報、まとめなど、直接的には商売に結びつかなくとも、店舗名を記憶してもらうために必要な、コンテンツ重視のブランディングとなります。

商品名や店舗名を連呼することは重要でなく、本当に役立つ情報を提供することが重要です。

リターゲティング広告の強化

これは特筆すべきことはあまりないのですが「露出」機会を獲得するためには必須と言えるでしょう。

スマホの起動する瞬間を意識(Push通知)

スマホの接触機会を高めるために重要なのはアプリの通知です。スマホをもつ70%の人が朝一番に起動画面で通知をみて、各種更新情報を確認します。

最も有効な「広告」にもなりうるわけですが、「アプリを作る」→「ダウンロード数を伸ばす」手間がハードルになって、実現が難しいこともあります。

そのような場合は、「ダウンロード数を伸ばすためにコストをかける」、「すでにダウンロード数があるアプリとタイアップする」の2択が考えられます。

すでにダウンロード数があるアプリとタイアップする」は即効性があるため、臨時のキャンペーンを行う場合などはこちらをお勧めします。

瞬間の面を占有すること

まとめますと、検索するとき、アプリを起動するとき、ソーシャルでコミュニケーションをとっているとき、スマホを起動したときなど、あらゆる場面で「面」を占有することを「意識」することが重要です。

もちろん、簡単ではありません。しかし、メディア単位でキャンペーンを考えるより、ユーザの「micro-momentsをジャックする」と意識して費用を投下したほうが費用対効果が高いのも確かです。ぜひ、その点を意識してみてください。

最後に宣伝ですがアプリの企画広告を開始しました。興味がある方はぜひ、お問い合わせください!