さて、私たちが仕事をするITやマーケティング業界というのは、どうしてこうもアルファベットの略語が多いのでしょうか。

略語は知っていても、いざ この3Cは何の略なんて聞いたら、Customer?Cost?Consumer?Communication?えーとえーととなってしまう最近です。

この機会に記事を書きつつ再勉強してみました。

3C / 3C分析

冒頭に出しましたが、これは、顧客(Customer)、競合(Competitor)、会社
( Company / Corporation )の3つのCの略称です。市場分析の基本としてあげられるので、3C分析などとよく挙げられます。

基本中の基本なんですが、教科書や研修以外で使ったことがないですね。だって、「3C確認した?3C」などといったら、白い目で見られますもん。「(基本だろう、この人大丈夫?)」と。漏れてる漏れてる、みんなの心の声が漏れてるよ。

4P / 4P戦略

3Cときたら4Cではなくまずは4P。

製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、販促(Promotion)。商品を販売していくセグメントを示したものです。戦略的にヒット商品を世に送り出すためには各セグメントが連携して、それぞれが適切な行動をする必要があるという概念です。

大量生産時代の戦略でもう古い概念と言われています。
だからと言って、「4P古いよ、古いからねっ」て言ったら(以下略

4C / 4C戦略 / 4C分析

4Pとよく対比されるワードです。

顧客が得る価値(Customer Value)、顧客の受容可能なコスト(Cost to the Customer)、入手の容易性、利便性(Convenience)、コミュニケーション(Communication)

4Pと4Cの対応は

製品(Product) ←→ 顧客が得る価値(Customer Value)
価格(Price)  ←→ 顧客の受容可能なコスト(Cost to the Customer)
流通(Place)  ←→ 入手の容易性、利便性(Convenience)
販促(Promotion)←→ コミュニケーション(Communication)

マーケティングミクス時代は「多様化したユーザニーズをくみ取り、適切な価値を上手に手元に届け、顧客は支払い対価として満足を得る。」というのが基本になりますので、4Cが現実の商品戦略にそぐっているというのは適切な解説かもしれません。

「これからは4Cだよ!4C!(以下略

3R

全く知らなかった!いま知った。恥ずかしい。

というわけで、調べてみるとリレーションシップ(Relationship)、リテンション(Retention)、リファラル(Referral)

あ、なんか普通だった。顧客との関係強化、継続的な利用の促進、口コミや紹介の増加など、顧客獲得後の活動に関する重要性ですね。

「お前ら3R知ってるか!エコの話じゃないぞ!」(Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル))。はい、メンバーの反応なし。

3Bの法則

広告を作成する際に好印象を持たれるとされる写真や対象物、美人(Beauty)、赤ちゃん(Baby)、動物(Beast)らしい。電通の用語集より。

さすがに無理があるかな。動物(Beast)って。Bが3つ欲しかったんだな。この思考、親近感覚えます。

実際好感度が上がりやすいとは言われてますが。

5F

上記と違い、アルファベットが5つ集まっているワードではないですね。5 Force Modelの略で、Wikipediaにはファイブフォース分析と掲載されています。

“「供給企業の交渉力」「買い手の交渉力」「競争企業間の敵対関係」という3つの内的要因と、「新規参入業者の脅威」「代替品の脅威」の2つの外的要因、計5つの要因から業界全体の魅力度を測る。”

経営戦略の古典でありバイブルでもあるマイケル・ポーター氏の「競争の戦略」内で提示された競争分析モデルです。

1:29:300の法則

1件の重大な事故の発生には、29件の軽微な事故があり、その裏には300件の潜在的な問題の可能性が存在しているというもの。

これはマーケティングなどにも応用され、1件の解約には29件のクレームがあり、300件の潜在的な顧客不満があるとされ、1件の解約を軽視してはいけないと言われています。

3:1の法則

正式には射程距離理論のことをいい、ランチェスター戦略のクープマン目標値である独占的市場シェア(73.9%)と下限目標の市場影響シェア(26.1%)を便宜的におよそ3:1としたことから、3:1の法則と呼ばれます。

大丈夫ですかー。ついてきてますかー。書いてる私も混乱。

射程距離というのが唐突に出てきているのですが、これは、ライバルに追いつき撃破できるシェアを距離的に表現したためですね。ランチェスターの法則自体は戦争の法則(100年前)ですから、こうした表現になったと。

基本的な概念では、簡単に言うと73.9%以上のシェアを獲得した独占的企業はその優位性を崩すことがライバル企業は難しくなる。

また市場影響シェア(26.1%)を獲得した企業はそのジャンルで一定の影響を及ぼし、上位に上がる可能性がある企業となります。

さて、では73.9%以上を独占した企業は無敵か?というとそうでもなく、全く違うところから、倒されたりします。業界ではこれをイノベーションのジレンマにおける破壊的イノベーションと呼びます。

倒された例の1つが、ガラケーの各メーカー。かなり優位な位置にいたにもかかわらず、スマートフォンに徹底的に破壊されましたね。

これ以上は長くなるので、今日はここまで。次回も用語集を掲載していきたいと思います。