こんにちは、倉橋です。

The darkest place is under the candlestick

“灯台元暗し”、英語ではこう言うそうです。

皆さんは、CLOという言葉をご存知でしょうか?
アメリカから始まった、クレジットカードの利用履歴をもとにしたマーケティング施策のことです。今回は、自社サイトの空き枠や、データをもっと有効活用することを考えてみようという、お話しです。

CLOとは

CLOとはCard Linked Offerの略で、クレジットカードの利用とオファー(特典)を繋げた仕組みのことです。
所有しているクレジットカードの利用明細や個人属性に応じて、クーポンが表示され、そのクーポンを利用すれば割引を受けたり、ポイントを取得したりできるという仕組みです。

その流れはこうです。

1.クレジットカードホルダーがWebサイトで明細を見る
2.利用履歴や利用者の属性に合わせてクーポンが表示される
3.クリックしてクーポンの利用を申し込む
4.カードホルダーが実際に店舗(広告主)でそのカードにて決済をする
5.カードホルダーは店舗で割引やポイント付与などの特典が付与される

008

この利用明細ページを使うというのがいいですね。利用金額の締日になると、大量のユーザが訪問するので、それを逃さず販促するわけです。

この仕組みでは、カード会社、カードホルダー、広告主にこんなメリットが生まれます。

カード会社 広告販売という新しい収益を生むと共に、カード利用手数料が増える
広告主 属性がマッチしたカードホルダーに広告を打てる
カードホルダー 特典を受けられる

自社サイトの空き枠や、眠っていたデータを使ったことで、皆がメリットを得られるおもしろい仕組みですよね。

埋蔵オファー枠はないか

この仕組みを、クレジットカード会社が考えたならば、こう言ったことでしょう。
「こんなところに、とっておきのデータと広告枠があったじゃないか!
トウダイモトクラシー!」

ということで、まだまだ色々なサイトに、埋蔵枠や埋蔵データがあるのではと考えてみました。

■ECサイトの購入履歴画面
これは、もっとも活用されている場所でしょうね。
レコメンドエンジンなどもありますから。

■証券会社のマイページ
残高や投資している商品に応じて、お勧め商品を出す。

■携帯電話利用料の確認画面
利用状況に応じたオプションの利用促進

■銀行明細
残高に応じた商品を訴求、残高がものすごく多い人にはエグゼクティブな商品・・?

■料理サイト
見ているレシピに応じて、おすすめレシピの表示

■航空会社
マイル数に応じて、交換できる航空券を表示する。

■不動産サイト
閲覧履歴や、居住地域からお勧め物件を紹介

等々、自社のサイトにも、もっと活用できるかも。

しかし!そんな仕組みを構築するには、一苦労という方にはぜひとも使っていただきたいのが、Web接客ツールのサイト・パーソナライザです。

表示されたソース情報をもとに、ユーザ毎に表示するバナーを管理画面でカンタン設定できるのです。

実際に、カード会社様でもWeb明細に携帯キャリアの利用履歴が無いときには、
「携帯もカード決済で××ポイントプレゼント!」という施策を行って、効果を挙げています。