こんにちは、こんばんは、にゃんこ師匠です。
EFOでもLPO(ランディングページ最適化)でも、目的は同じ、次のページに正しく遷移してもらう事にあります。

一般的に考える離脱要因となりそうな要素

そもそも離脱してしまう要因とは何でしょうか?

・サイトデザイン
・コンセプト
・商品力
・パーツの完成度
・キャッチコピー
・全体の色、統一感
etc

いろいろ考えられそうですが、実は上記に挙げたほとんどは直帰離脱の要因ではない事が判明しています。

最初の5秒が離脱の運命を握る

滞在時間は一般的な指標というのがなく、コンテンツや内容、目的によって異なります。しかし、離脱(特に直帰)は共通した指標が存在します。

下記はNielsen Norman Groupが公開している時間経過と離脱に関する調査指標です。
weibull-hazard-function-leaving-web-pages
http://www.nngroup.com/articles/how-long-do-users-stay-on-web-pages/

このように最初の10秒以内に離脱するユーザが大半であり、さらに最初の5秒以内に半減している事を考慮すると「最初の5秒間で目にするもの全て」が離脱の要因と言えそうです。

最初の5秒で目にするもの

まず、初訪であれば間違いなく、最初の5秒とは「アクセスしてから何も操作せずに表示される箇所=ファーストビュー」を指すでしょう。

5秒でサイトにいったい何が起きているのかをさらに分解しましょう。

経過時間 速いサイト やや遅いサイト
1秒 HTML/CSSは
読み込み完了
HTML/CSS
読み込み中
2秒 イメージの取得と
表示開始
3秒 画面上部の
表示完了
4秒 全体を閲覧可能 イメージの取得と
表示開始
5秒
6秒
7秒 全体を閲覧可能

最初の1〜2秒は表示に要する時間である場合が多く、読み込み中です。速いサイトでも1秒は要するでしょう。
つまり最初の1〜2秒というのはサーバーやHTML/CSSソースの圧縮などテクニカルなこと以外、やれることがありません。

この上部の表示時間(全てが表示される必要はない。あくまで上部の表示時間)が1~3秒は最低限かかるとすると、一定の離脱には対処できない可能性もあります。(※Googleの推奨は1秒とされています。)

5秒後からの視線移動

ウェブサイトを閲覧するユーザは大きく分けて2つの視線移動に分類されます。
Z移動とF移動です。

2014110501

いずれも、上部の左右に視点が集中します。ここに、どんな要素を置くか?どんな色を置くか?で離脱回避の成否が別れます。

デザインなどを苦手とする人は、「外注して良いデザインにしないと駄目だ」とか、デザインを中心に考えがちな人は「テキストが多いからもっとビジュアル化しないと駄目だ」と考えがちですか、それは間違っているかもしれません。

わずかな秒数で次のアクションを決定するのは、全体の空白「ゆったり」「ぎっしり」、メインとなる色「きれい」「目立つ」「気になる」、主となる最初の数文字「フォントサイズ」「他の文字サイズとの比較」といった、(良い意味で)印象と錯覚を導く要素だけです。

つまりフォントサイズをわずかに大きくするだけでも(あるいは小さくするだけでも)滞在時間は変わります。

しかし、施策する場所、変化を付ける場所は視点が移動する重要なポイントでなければいけません。その点は注意しましょう。