コンバージョンに関わる複数の手法

Webマーケティング、特にインバウンドマーケティングは「コンバージョンを獲得する」ことが目標となります。
コンバージョンを獲得するためには少なくとも2つの改善が必要です。

「集客アップ」と「サイト改善」です。

その中でも「サイト改善」に着目するのが、LPO(ランディングページ最適化)、CRO(コンバージョン率最適化)、EFO(エントリーフォーム最適化)などがあります。

言葉は難しいですし、これらに関わる手法も大量にありますが、目的はシンプルです。

「いかにフォームまで誘導するか?」「いかにフォームを入力完了させるか?」の2つです。

CROとEFOの違い

CROとEFOは意味合いは似ていますが、アクションすることは大きく変わります。

CROでは特に「いかにフォームまで誘導するか?」が重要な要素になります。加えて「いかにフォームを入力完了させるか?」も大胆な手法をとることが多いのが特長です。

CRO_EFO_02

対してEFOは「いかにフォームを入力完了させるか?」のみに集中します。

CRO_EFO_03

この比較だけですとCROの方がEFOよりもポジティブで有効のように感じますが、実際にかかるコスト、労力、手間、現実的な修正や改良を考えると、必ずしもCROが正解とは言えないケースが多いようです。

CROの基本的なコンセプト

コンバージョンは時間と心理の戦いです。
・より短い時間にフォームに到達した方がコンバージョンしやすい
・より少ないページ数でフォームに到達した方がコンバージョンしやすい
・より少ない項目にした方がコンバージョンしやすい

加えてー
・押しやすいボタン
・目につきやすいレイアウト
・魅力的なコピー

など、クリエィティブ要素を多分に含むことが多いです。

その結果、
・いっそランディングページにフォームをつける
(より短い時間、少ないページ数でフォームに到達)
・メールアドレスと名前のみで初期登録完了
(より少ないフォーム入力)
など、大胆な手法をとるケースも少なくなく、あえて言うなら「フォーム込みのLPO」とも言えます。

CRO_EFO_01

A/Bテストはもちろん、多変量解析や、ユーザの視線解析、ひいては値ごろ感のある価格付けやオファーの出し方にまで入っていく大規模な改良措置と言えます。

そうした全てのことを含めてCROと呼びますが、当然ながらコストや費やす時間も大きく、相応のプロモーション規模でないと効果を実感しえないケースが多いようです。

EFOの基本的なコンセプト

フォームの改良や多少の項目変更も含む場合がありますが、多くは既存のフォームを生かしてコンバージョン率を改善する手法を指します。

先に挙げたCROの「フォームの項目最小化」は、法的な縛りのある申し込みなどの場合には適用できません。

対して、劇的なフォームの改造をできない場合でもコンバージョン率を改善させるのがEFOの強みと言えます。

EFOにおいても「より短い時間にコンバージョンさせる」という目的はCROと変わりません。

EFOはユーザーのマインドに依存しないベーシックな改善が基本になります。

フォームの項目数も変えずに目的を達成させるのがポイントです。よって、各項目の入力時間を短くすることが重要となります。

また、「誤入力→再入力」による時間のロスをなくすこともポイントとなります。

EFOの基本的な手法

・少ないキー数で項目を埋めるユーザ補助
・入力する項目を短時間で理解させるガイダンス
・入力するべき項目を強調するデザイン補完
・誤入力、誤操作を減らすインタフェース補助

など、フォームの機能に関わる部分がメインとなります。

fa_image_01_20140708

「購入する気がある人」が入力開始するのは当然ですが、あまり明確な意思を持たない人でも「とりあえず入力を開始していただく」という「底を救う作業」が重要になります。地道ですね。

    ~ EFOの教科書 ~

  1. 第1回 コンバージョン改善手法 CROとEFOの違い
  2. 第2回 EFOの機能「カラーリング」とは?
  3. 第3回 EFOの機能「吹き出し」とは?
  4. 第4回 EFOの機能「プログレス・ウインドウ」
  5. 第5回 EFOの機能「ブロック機能」
  6. 第6回 EFO機能「郵便番号→住所自動入力機能」
  7. 第7回フォームのアクセス解析機能