ブロックというネガティブ要素がEFOに必要なのか?

フォームアシストでも導入当初に物議を醸したのが「ブロックする」という機能です。

フォーム入力を促進し、コンバージョンアップを図るサービスにおいて「ブロックする」という概念は斬新というより無謀といった感が多かったようです。

ブロック系の機能は2つあります。1つは「送信ブロック」、もう1つは「ウインドウ移動のブロック」です。

この2つの機能は、個別にテストされましたが、どちらも思いの外、コンバージョン改善に寄与し、今では当たり前の機能となっています。

送信ブロックとウインドウブロック

送信ブロックは、文字通り送信をブロックする機能です。入力完了するまで送信できなくします。

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入力完了していないのに送信ボタンを押すと入力内容が消える場合があります。

フォームの作りの問題で全てが消えてしまう場合もあれば、ユーザーIDやパスワードなどセキュリティ上の問題で再入力を促す場合もあります。

いずれにしろ意図せず再入力を迫られているわけですから、フォームの離脱の原因になります。

これを防止するだけでコンバージョン率は改善します。

ウィンドウブロックは正確には「ウインドウの遷移と閉じるをブロック」する機能です。

ダイアログ4

こちらも画面遷移をすると入力内容が消える(当たり前ですが)問題に対処するためにつけた機能です。

送信ブロックとほぼ同様の理由でこの機能も有効です。

ただ、こちらは閉じるのを一度防止するとき、ユーザーに踏みとどまってもらう、考え直してもらうという期待値も含めての機能です。

実際、フォームアシストでは「ウインドウの遷移と閉じるをブロック」することが最もコンバージョンに寄与しているというデータもあります。

ブロックしなくても済むように配慮することも重要

上述のブロック機能は、システム側の改善で不要になるケースもあるでしょう。もともとシステム都合の不具合や仕様によるところもあります。

例えばEnterキー(またはreturnキー)でsubmitが動作してしまったり、送信ボタンの横に「戻る」ボタンが置いてあるなどユーザーの誤操作につながるようなフォームは、プログラム自体を修正するのが好ましいです。

余分なナビゲーションで他のページへの離脱を許しているなども改善の余地があると言えます。

    ~ EFOの教科書 ~

  1. 第1回 コンバージョン改善手法 CROとEFOの違い
  2. 第2回 EFOの機能「カラーリング」とは?
  3. 第3回 EFOの機能「吹き出し」とは?
  4. 第4回 EFOの機能「プログレス・ウインドウ」
  5. 第5回 EFOの機能「ブロック機能」
  6. 第6回 EFO機能「郵便番号→住所自動入力機能」
  7. 第7回フォームのアクセス解析機能