EFO(エントリーフォーム最適化)の用語解説、考え方、基本機能について解説します。

EFOとは?

Entry Form Optimizationの略称。日本語ではエントリーフォーム最適化、入力フォーム最適化と呼ばれる事が多い。ウェブマーケティング技法の一つである。

SEO(検索エンジン最適化),LPO(ランディングページ最適化)に並ぶウェブサイトの内部対策の最適化を指し、問い合わせや購入の効率的な向上を図るための手法の一つ。

EFOターゲットとなるデバイスはウェブブラウザが標準搭載PCまたはスマートフォン、タブレットに限定される。フューチャーフォン(ガラケー)やゲーム用ブラウザなどは技術的制約が多いため該当し無い場合が多い。

EFOの基本的な考え方

入力フォームが原因で購入を妨げている

購入や申込みの意思があるのに、入力フォームが原因で離脱しているユーザーが意外に多いです。

  1. 送信完了できない。
  2. 入力エラーが表示されるが、間違いの箇所が判らない。
  3. エラーの度に再入力を促される項目が多い。
  4. 誤った操作で入力がクリアされる。
  5. マイナーブラウザで動作しない。文字化けしている。
  6. 入力項目が多く、挫折させがちである。

上記の内、1~5までは気付けば改善できる項目も多いですね。EFOサービスを入れれば「CVが上がる可能性が高い」と言えるのは、潜在的な問題に気付いていないフォームが非常に多いためです。

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EFOで解決するアプローチ

EFOサービスの機能は、およそ以下の項目に大別されます。

  1. エラーの急増を検知。問題箇所の検出。
  2. 入力エラーの項目と内容を明示。
  3. エラー箇所をリアルタイムで指摘し、再入力を回避する。
  4. 入力クリアを防止し、警告アラートを出す。
  5. マイナーブラウザで動作テストを事前に行う。
  6. 入力項目が多い場合、進捗率を表示し、ユーザ心理をケアする。

カラーリングと吹き出し

何れも必須の入力機能を目立つようにし、注意を促すための機能です。必須項目が判りにくく入力されないまま送信ボタンを押せば、当然エラーになり、再入力を強いられる事で「入力のストレスを強く感じる」場合がほとんどです。

最初から入力する項目が明確になっていれば、入力漏れを減らすことになります。

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必須項目数の表示と送信ボタン制御

金融機関など入力フォームの数が多く、縦に長いフォームでは上記のカラーリングだけでは見落とす場合もしばしば有ります。

そうした場合でも「必須項目が、あと何個残っているか」、「漏れは無いか」が一目でわかれば入力ミスを軽減できます。

また、必須項目が入力完了していない事を送信ボタンで警告しておけば、その警告自体を見逃す事は少なくなります。

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リアルタイム制御

ユーザーは入力のフィードバックが無いと不安に感じます。入力が正しくなければ警告、正しければカラーリングも解除などが正しくフィードバックされれば、ユーザーの入力もスムーズになります。

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プレースホルダ

プレースホルダは入力例を表すものです。入力例を最も視認性の高い位置に表示する事で、誤りを防止する役割が有ります。

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入力補完|郵便番号

郵便番号から住所検索する機能は、ほとんどの場合用意しているでしょう。但、別ウインドウになったり、別画面に一度遷移するなどで離脱する場合があります。

同一画面に郵便番号リストが出れば入力手間も大きく軽減されます。

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入力補完|漢字→かな推測

キーボード入力の漢字は「変換」するとき「かな」を必ず経由するので、特に氏名などは入力したかながそのまま、ふりがな欄に使える場合も少なく有りません。

漢字→かな推測は入力手間を減らすための機能の一つです。

要はアラートと補完

EFOに重要なユーザインターフェースとは以下の3つを押さえる事が重要です。

  1. 入力の条件を判りやすく提示する
  2. 注意喚起をスムーズに行う
  3. 入力の手間を減らす

上記は全て行えばより良いですが、いずれか1つでも対策して行く事が問い合わせ率アップに繋がります。

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