こんにちは、にゃんこ師匠です。

2016/2/23にGoogleが検索結果の広告表示に大幅な変更を加えたのはすでに承知の方も多いと思います。

【参考】グーグル右広告枠廃止で、リスティング担当者とSEO担当者が今考えなければいけないこと

Web担の参考記事にもあるとおり、おそらく広告主で4位以降であっても、影響を受けた人は僅かだと思います。むしろ影響が大きかったのは検索結果の1位ではないかと。

押し出される検索結果上位

今回の仕様変更でPCの場合、最大4つの広告が、検索結果の1位より上に表示されることになりました。

つまり競争が激しいジャンルでは、検索結果の1位にもかかわらず常に上から5番目にポジションしてしまうという事。スマホの検索結果も4位にポジションされており(これは以前から)、その影響は少なくありません。

一般的に、検索結果画面は下に行くほどクリック率が大幅に低下します。

広告の境目が明確だった頃は、広告をあえて視野から外す事で検索結果の1位が最もクリックされていたのですが、それも怪しくなりつつあります。

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過去の広告表示:黄色い枠を広告だと認識できたので飛ばす傾向にあった。

この頃のユニークな現象としては、広告枠の直下の検索結果1位より、その下の2位の方がCTRが高いなどもありました。

さて、その影響は?

当社で運用するサイトの例です。広告もGoogleリスト広告(PLA)も検索エンジン最適化(SEO)も力を入れており、コンバージョンするキーワードでいずれも1位です。

スマホとPCのコンバージョン比率は[スマホ]6:4[PC]です。

下はPCだけを抜き出したものです。
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今回の変更はトラフィックもさることながらコンバージョンのかい離が大きすぎて、びっくりです。

Google Organicは自然検索の1位、Google CPCはAdwordsとPLAで1位で比較期間の【変化なし】ですが、検索結果のレイアウトが変更されただけでラストクリックはGoogle CPCの効果が圧倒的に改善しました。

おそらく、広告のCVR 3.56%もかなり高い値です。

念のため昨年同日で比較するとさらに影響具合が露骨にわかります。

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広告を3→4にして、オーガニックの順位を落とし、右サイド広告を廃止したのは「うん、コンバージョンには影響あったね。」

広告文面はSEOを意識するとすごいことになるかも

予算面での制約があるため、広告で1位を取るのは難しいかもしれません。しかし、それをもってしても、広告1位〜3位の価値が上がったたため一考の価値ありです。PCにおけるステータスはGoogle CPC優位に変化したようです。

特に肝心のコンバージョンを広告に持って行かれるなら、力を入れざるを得ません。もちろん自然検索で1位、広告で1位という相乗効果もあってのことですが。

このことから判るのは、広告上位をとる+広告文面はラストクリックを意識して、かつSEOの知識も加味してキーワードの入れ方やタイトルの作り方を考えるべきかなと言う点です。

サイトオーナーからすると比較的公正な自然検索の結果より広告が優先されてしまうのは納得いかない部分もありますが、ユーザからすると「どっちでもいい」「目的遂行できればいい」というのが自然な行動のようです。