孫子の兵法書にはこのように記されています。

彼を知り己を知れば百戦して殆うからず
(敵や味方について把握していれば、幾度戦っても敗れることはない)

入力フォームもまた然り。

こんにちは、倉橋です。

今回は便利な住所自動入力機能と、日本郵便の住所データについて取り上げたいと思います。

郵便番号を入力すると住所を検索してくれる機能
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毎月、約50件も変わる?郵便番号データ

郵便番号検索機能を使用する際、日本郵便のWebサイトからデータをダウンロードしてきて、使用しているサイトが多いと思います。

(日本郵便 データダウンロードページ)
http://www.post.japanpost.jp/zipcode/download.html

月次で更新されるこの郵便番号データベースですが、
毎月50件ほどのデータが更新されています。

住所ってそんなに変わるの?と驚かれるかもしれませんが、
実はこのうち8割程度が事業所用の郵便番号なのです。
正確には「大口事業所個別番号」といい、1日の平均配達物数が50通以上の事業所が、割り当てを受けることができる郵便番号のことです。

(大口事業所個別番号について)
http://www.post.japanpost.jp/zipcode/dl/jigyosyo/readme.html

確かに事業所のデータであれば、月に数十件の変更はうなずけますね。
企業から問い合わせを受けるフォームや、勤務先の住所を入力する必要があるフォームでは特に気を付けたいところです。

もちろん、個別の地名変更等も含まれるため、どのフォームでも月に1回は必ず更新する必要があります。

メンテナンスが必要な郵便番号データ

例えば、弊社がある赤坂の郵便番号「107-0052」と入れて検索してみると、こんなフォームを見かけることがあります。
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郵便番号データを取り入れてそのまま使用すると、
このように余計なデータが入ってしまうのです。
これでは、わざわざユーザに削除する手間を与えることになってしまいます。

日本郵便のサイトから落としたCSVデータ
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CSVデータをメンテナンスしてから使用するか、もしくはプログラム上で余計なデータは反映しないようにする事が必要です。

おもしろ住所

「604-8063」これは京都市油屋町の郵便番号なのですが、実はこの地域は油屋町以下、さらに通りの名前などで名称が続いているのです。

CSVデータはこのようなかたち。
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この場合も、そのままCSVデータを使ってしまうと、こんな事になってしまいます。
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カッコ以降を削除するのも良いですが、このように並べ直してあげると親切ですよね。
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イメージ写真はクリエイティブコモンズ・ライセンスに基づき掲載しています。 写真掲載元:Tomomarusan