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フォームの落とし穴、連載4回目は「離脱理由を見極めよう Part2」です。Part1はこちら

離脱ユーザはどこへ?消えたユーザの行方

フォームアシストの離脱防止機能

弊社のフォームアシスト機能の中で、離脱をしようとした際に、「そのページから離れるか?」を確認するダイアログ機能があります。

ダイアログ4

この機能が動作する条件は「ブラウザを閉じる」「バックボタンを押した」などです。

うっかりページを閉じてしまうミスを防ぐためには最も有効ですし、入力を思いとどまってしまう人を引き止めるのにも一役買っています。
「離脱防止」という意味では、この機能が最も有効に働いています。
(※離脱防止機能なので、当たり前ではありますが。)

これは、確認機能としてはもちろん効果的ですが、それを何人に表示して、何人が離脱を回避したかをログとして計測し集計することも可能です。

計測例:(表示数=離脱警告ウインドウが出た回数)

日付 表示数 離脱回避数 表示後CV CV総数
期間合計 10,203 3,051 771 8,481
1日平均 329.1 98.4 24.9 273.6

(解説)
この表の場合は、10,203人(期間合計)にダイアログが表示され、3,051人が「このページにとどまる」を押して離脱を回避し、その後771人がCVに至っています。この期間のCV総数が8,481人なので、11%の人がこのダイアログによって離脱を回避しコンバージョンしたことになります。

離脱防止機能のログ計測事例

さて、その離脱防止機能を使っているお客様で、奇妙な数値が見られました。

そのお客様のフォームでは、月間150人程度が離脱をしていました。
当然、離脱をしようとしたユーザーは最低でも150人はいるはずなので、「離脱警告ウインドウが出た回数(表示数)」も150以上になるはずです。

しかしながら実際の数は以下のようになっていました。

日付 表示数 離脱回避数 表示後CV CV総数
期間合計 30 10 6 8,481
1日平均 1 0.3 0.2 282.7

あら…?やけに少なくないですか?ダイアログが30回しか出ていません。
残りの120人はいずこへ?

そうなんです。この離脱確認機能が働かない場合もあるんです。

それがこちら。

・ページ内リンクをクリックする

フォーム3

ページ内にあるリンクをクリックすると、ダイアログは表示されず画面は遷移します。

別の計測ツールを使ってリンクがクリックされているかを計測したところ、こちらが考えていた以上にページ内のインフォメーション・リンクやナビゲーションがクリックがされていました。

つまり、親切だと思って設置していた説明リンク、ホームボタン、前ページに戻る、パンくず等は実は離脱の要因となってしまう、危険なリンクなのです。
【参考】「他ページへのリンクは無い方がCV率UP」は本当?

別タブで遷移をしたとしてもアクションを増やすことで、離脱につながってしまうことがあります。
弊社としては入力フォームでのリンクはおすすめしておりません。

もし、うちのフォームにもリンクがある!という場合は、そのリンクがクリックされた後の遷移を確認してください。

もしそこがフォームから遷移した最後のアクセスページとなっていた場合は、すぐにリンクを消すべきです。

次回もお楽しみに!

【前回記事】
離脱理由を見極めよう Part1【連載|フォームの落とし穴】

イメージ写真はクリエイティブコモンズ・ライセンスに基づき掲載しています。 写真掲載元:Philip Wilson