こんにちは、倉橋です。
EFOといえば、多くの人が“入力をしやすくする事”と考えますよね?
しかし、古(いにしえ)から「家に帰るまでが遠足です」という言葉が伝わるように、EFOもまた、送信完了するまでがEFO「入力フォームの最適化」なのです。
ということで、今回は入力ページの次にある確認ページを取り上げたいと思います。
確認ページでの離脱はどのくらい?
当社のお客さまでみても、3%~10%程度のユーザは確認ページで離脱しています。せっかく入力が完了し、あと一息という所での離脱です。
金融系サイトでの事例
ECサイトでの事例
離脱しやすい確認ページ
● 説明書きや注意が多い
確認ページのファーストビューに説明書きや注意事項が並ぶと、「まだフォームが続くのか」と勘違いをさせたり、「もう読むのは面倒!」という印象を与えたりします。
説明事項は入力フォームの前のページに書いておいたり、確認ページの下部に記載するのが良いでしょう。
確認ページであることに気付かない
確認ページは、入力した内容が並んでいることをイメージすると思います。
これに対して、改めて商品画像やスペックを並べた確認ページだと、“完了した”と勘違いしてしまいブラウザを閉じてしまうのです。
これは、当社のお客様で、フォームアシストの機能を使い「まだ完了していません」と大きく表示したことで完了率が改善したことからも実証されています。
確認ページでのひと押し!
確認ページというのは多くの場合、躊躇するページなのです。
「この商品は本当に今買うべきなのか?」
「もっと他の会社と比べた方がいいかな?」
「営業メールが届くのかな?」
さまざまな不安や迷いが入り混じり、それを乗り越えた人だけが送信ボタンを押すのです!
ですから、最後にプッシュするひと言を加えるのも有効な手段です。
例えば・・
「お問い合わせいただいた方にプレゼント!」
「実績ナンバー1の当社にお任せください!」
「営業のご連絡は一切しません。」
確認を確認だけで終わらせない。
最後の一押しは、ぜひ工夫したいものです。
イメージ写真はクリエイティブコモンズ・ライセンスに基づき掲載しています。 写真掲載元:Kenny Louie。